<Press Release>
2021年3月24日
ニュースキンジャパン株式会社
「ニュースキンジャパン フォース フォー グッド基金」
2020年度 活動報告
ニュースキンジャパン株式会社は、「ニュースキンジャパン フォース フォー グッド*基金」(以下FFG基金)の2020年度における活動状況を報告いたします。
FFG基金は、未来を担う子どもたちを支援するためにスタートし、会員と社員による寄付が継続的に行われています。また、全製品の売上利益の1%を子どもたちの笑顔をつくる活動に役立てる「One for Smiles」という取り組みも行っています。
2020年度(1月~12月)にFFG基金へ寄せられた寄付金は8,756万76円となり、基金設立からの累計寄付金額は10億円を超えました。
2020年は、東日本大震災 被災地や児童養護施設、マラウイ共和国などの子どもたちへ、食糧と教育を通じたさまざまな支援を継続すると共に、新型コロナウイルス感染症対策また「令和2年7月豪雨」のための緊急支援を行いました。ニュースキンジャパンは、今後も子どもたちや地球の未来のためにさまざまな活動を実施していきます。
*ニュースキンが「人々がより豊かになるための力となる」という企業理念に基づき行っている社会貢献活動。
2011年に発生した東日本大震災の被災地へ義援金や救援物資を直接届けると共に、子どもたちへ奨学金を寄付するなど、被災地で必要とされるさまざまなニーズに沿った支援を継続的に行っています。
【累計寄付金額(2011年~2020年)3億1,875万8,708円】
①スマイル ライブラリー プラン
被災地の小学生に読書を通じて笑顔を届ける活動。2020年は、岩手県宮古市の小学校12 校に図書(2,227冊)と書架(20基)を寄贈。図書は、各小学校からの希望を募り、地元の書店に発注するなど、子どもたちの希望や地域のつながりを大切にしています。2013年からの寄贈数は累計3万1,000冊を超えました。
(2020年度寄付金額 500万742円)
2011年に発生した東日本大震災 被災地支援の一環として2013年より始まった「スマイル ライブラリー プラン」ですが、今回が最後の実施となりました。今後は、被災地の子どもたちの主体性を高めて可能性を育み、大きな成長へとつなげる学校変革プログラム「リーダー・イン・ミー」の導入を目指し、スマイル ライブラリー プランとは違う形での教育支援を強化してまいります。
②クリスマス ギフト プラン
被災地にお菓子をラッピングして届けるための活動。新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、12月1日~3日の3日間に実施。プロゴルファー 永井 花奈 選手と社員が一緒につくった1,000個のギフトを、岩手県・宮城県・福島県や子どもの貧困が深刻な問題になっている地域のひとつである沖縄県にある児童養護施設(合計21施設)の子どもたちに届けました。
(2020年度寄付金額 236万9,989円)
③被災した子どもたちへの奨学金
津波のため亡くなった会員の子ども3人へ、義務教育終了までの寄付金(一人当たり1か月3万円)を2011年末から継続して実施しています(1名は2018年に義務教育終了)。
(2020年度寄付金額 72万円)
「支援を必要としている子どもたちに直接届けたい」という願いから、2006年より日本初・最大のフードバンク、セカンドハーベスト・ジャパン(以下2HJ)を継続的にサポートしています。さまざまな理由で破棄される食品を引き取り、児童養護・母子支援施設、ひとり親世帯等に2HJを通じて提供し、支援を必要としている子どもたちへ食糧や学びの場を提供しています。
【累計寄付金額(2006年~2020年12月末)3億9,950万円】
①子どもたちへ食糧支援
児童養護施設や母子家庭で暮らす7,000人の子どもたちへ食糧を届けるため、毎月150万円の寄付とボランティア活動に参加しています。
(2020年度寄付金額 1,800万円)
②フード フォー キッズ
貧困率が高く、食の支援の必要性・緊急性を要しているひとり親世帯へ、ニーズの高い米・調味料などを箱詰めして隔月で提供しています。2020年は6月より支援数を400世帯へと拡大し、年間1,520箱の食品パッケージを届けました。
(2020年度寄付金額 600万円)
③フードドライブ
全エクスペリエンス センターにて11月24日~12月25日の期間、食の支援を必要とする人たちへ食料品を寄付する「フードドライブ」を実施しました。「もったいない」を集めて「ありがとう」に変えるこの活動に、会員から1,318個の善意が集まり、2HJを通じて、「フード フォー キッズ」の利用者をはじめ、食べ物を必要としている人々に届けました。
Kids Café(キッズカフェ)
2HJが運営する子ども食堂「Kids Café」の創設を支援しています。2020年は新型コロナウイルス感染症の影響により、2月中旬以降は活動を休止していますが、1月から2月中旬までの活動期間中には延べ226人の子どもたちが利用しました。今後は状況に応じて、行政と検討しながら活動が再開される予定です。
通常は、年間を通じて毎週木・金・土の3日間運営しています。食事の提供と共に、学習支援や季節に合わせた体験・交流プログラムなどを実施することで、子どもたちの成長を応援するコミュニティスペースとしての役割をもつ場所となっています。
(2020年度寄付金額 300万円)
一般社団法人The Global Leadership Impact Fund Japan(以下TGLIFJ)が取り組む学校変革プログラム「リーダー・イン・ミー」の導入支援を2016年度より継続。すべての子どもはリーダーになれるという方針のもと、『7つの習慣®』のフレームワークに基づき、自分で考え主体的に行動するリーダーシップを学校全体で育成するものです。2020年度は公立小学校計17校5,814名の子どもたちへプログラム*を実施しました。
※2016年度からの導入支援累計は21校、8,827名となりました。
(2020年度寄付金額 1,800万円)
【累計寄付金額(2016年~2020年)8,894万4,014円】
* 1校ごとに3年間のプログラムを支援。
2007年に開始したSAFI*では、何世代にもわたって家族が自立できるように、農業の生産性を高めるための知識や技術を指導。このSAFIのノウハウを活用し、多くの村に効率的に広めるプロジェクトを行っています。2020年度は405世帯が技術を学び、累計8,490世帯に広がりました。家族が経済的に豊かになることでマラウイの子どもたちが食事をすることができ、学校に通える環境をつくることを目指した長期的な取り組みによって、多くの家族の自立を支援しました。
(2020年度寄付金額 779万4,750円)
* スクール オブ アグリカルチャー フォー ファミリー インディペンデンスの略(家族の自立を支援する農業学校)。ここでは近隣の村から約35の家族が選ばれ、学校に通い、農業経営、灌漑、栄養、畜産、および漁業など、さまざまな農業分野について学びます。
■新型コロナウイルス感染症対策のための支援
①4月に継続的に支援している2HJへマスクを1,000枚寄贈し、2HJの運営での活用や支援を必要とする児童養護施設や子どものいる世帯などに届けました。
②4月に赤い羽根共同募金「臨時休校中の子どもと家族を支えよう緊急支援募金」へ100万円を寄付し、国内で休校措置を受けている子どもたちへの支援に役立てていただきました。また、国境なき医師団「新型コロナウイルス感染症危機対応募金」へ300万円を寄付し、海外における新型コロナウイルス感染症への医療援助活動に役立てていただきました。
③5月に日本政府の合同マスクチームへ医療用マスク(KN95)を2,500枚寄付し、感染者の治療で逼迫(ひっぱく)している医療現場に届けました。
④7月に2HJとTGLIFJにマスクを合計40,000枚(2HJへ20,000枚、TGLIFJへ20,000枚)寄贈しました。寄贈したマスクは2HJを通じて児童養護施設や子どものいる世帯などに届けられるだけでなく、2HJでの食事づくりや食品の提供時にも使用されました。また、TGLIFJを通じて、当社リーダー・イン・ミー導入支援校である公立小学校17校の子どもたちや先生方にも届けられました。
(2020年度寄付金額 620万1,666円)
7月の大雨災害、「令和2年7月豪雨」に被災された方々の復興に役立てていただくための義援金として、日本赤十字社を通じて100 万円を寄付いたしました。
(2020年度寄付金額 100万)