<NEWS Release>
2018年4月13日
ニュースキンジャパン 株式会社
「ニュースキンジャパン
Force for Good
基金」
2017年度 活動報告
ニュースキンジャパン株式会社は、「ニュースキンジャパン Force for Good* 基金」(以下FFG基金)の2017年度における活動状況を報告いたします。FFG基金は、未来を担う子どもたちを支援するためにスタートし、会員と社員による寄付が継続的に行われています。そして設立10周年を迎えた2016年からは、さらに支援の輪を広げるため、全製品の売上利益の1%を子どもたちの笑顔をつくる活動に役立てる「One for Smiles」を開始しました。
2017年度(1月~12月)にFFG基金へ寄せられた寄付金は8,979万4,835円となり、基金設立からの累計寄付金額は9億円を超えました。
<2017年度ニュースキンジャパン Force for Good基金>
支援合計金額1億1,211万8,682円
2017年は、東日本大震災 被災地への継続的な支援をはじめ、子どもたちへのさまざまなサポートを継続。新たに、食事や学びを提供して子どもたちの成長を応援する「Kids Café」、芸術をとおして病気の子どもたちを笑顔にする「アーツ・イノベーション フォース フォー グッド・プロジェクト」を開始しました。今後も子どもたちの輝く未来と笑顔をつくるさまざまな活動を実施していきます。 詳細は、次ページのとおりです。
* ニュースキンが「人々がより豊かになるための力となる」という企業理念に基づき行っている社会貢献活動
■ セカンドハーベスト・ジャパンを通じた支援
「支援を必要としている子どもたちに直接届けたい」という願いから、2006年より日本初・最大のフードバンク、セカンドハーベスト・ジャパン(以下2HJ)を継続的にサポート。さまざまな理由で破棄される食品を引き取り、児童養護・母子支援施設等に提供する2HJを通じて、支援を必要としている子どもたちへ食糧や学びの場を提供しています。
【累計寄付金額(2006年~2017年12月末)3億1,250万円】
栄養を届ける支援
・子どもたちへ食糧支援
児童養護施設や母子家庭で暮らす7,000人の子ど もたちへ食糧を届けるため、毎月150万円の寄付とボランティア活動に参加しています。
(2018年度寄付金額1,800万円)
・フード フォー キッズ
2014年に始まった当プロジェクトでは、東京・神奈川・千葉・埼玉・福島・宮城・岩手の103ヵ所の児童養護施設に、普段からニーズの高い米・調味料などを箱詰めして毎月提供しています。
(2017年度寄付金額600万円)
食事と学びを届ける支援
【NEW】・ Kids Café(キッズカフェ)
2017年3月28日にオープンした2HJが運営する子ども食堂「Kids Café」の創設を支援。「Kids Café」では、食事を提供するだけでなく、学習支援や体験・交流プログラムで子どもたちの成長を応援します。
(2017年度寄付金額1,064万円)
■ 東日本大震災 被災地への継続支援
2011年に発生した東日本大震災の被災地へ義援金や救援物資を直接届けると共に、子どもたちへ奨学金を寄付するなど、被災地で必要とされるさまざまなニーズに沿った支援を継続的に行っています。
【累計寄付金額(2011年~2017年)2億8,726万8,411円】
・スマイル ライブラリー プラン
本をとおして子どもたちの笑顔をつくるこの活動は2017年に5年目を迎え、岩手県陸前高田市と大船渡市の全小学校計19校に図書(4,513冊)と書架(6基)、文房具セットを寄贈。図書は、各小学校からの希望を募り、地元の書店に発注するなど、子どもたちの希望や地域のつながりを大切に実施。2013年からの寄贈数は累計2万5,000冊を超えました。
(2017年度寄付金額979万5,170円)
・キッツ フォー キッズ プロジェクト
6月のForce for Good Dayに会員と社員が心を込めて文房具をラッピング。完成した2,340個の文房具セットは、岩手県陸前高田市と大船渡市の小学校の子どもたちに届けました。
(2017年度寄付金額399万232円)
・クリスマス ギフト プラン
12月にはプロゴルファー 永井 花奈 選手、会員、社員の総勢25名が都内の児童養護施設を訪問し、子どもたちと一緒にお菓子や文房具をラッピングする「クリスマス ギフト プラン」を実施。岩手県・宮城県・福島県にある15の児童養護施設と、保育園の子どもたちに届けました(730セット)。
(2017年度寄付金額162万6,397円)
・被災した子どもたちへの奨学金
自宅が被災した宮城県気仙沼市大島の子どもたち45人へ、1人当たり1ヵ月3万円を2011年末から3年間、総額4,860万円を寄付。また、亡くなった会員の子ども3人へも同様に、義務教育終了までの寄付を継続して実施しています。
(2017年度寄付金額109万円)
【NEW】アーツ・イノベーション フォース フォー グッド・プロジェクト
常時医療ケアが必要な子どもが年々増えている国内の現状を踏まえ、2017年4月より、東京藝術大学の協力を得て長野県立子ども病院の施設内にアーツ(美術、絵画、音楽など)を施し療育*に取り組むプロジェクトのサポートを開始。起き上がることが困難な子どもも多数いるため、視界に入る天井、壁の上部などへのアーツを施しました。
(2017年度寄付金額1,000万円)
*療育(りょういく)とは、ことばや身体機能など発達に遅れのみられる子どもに、生活への不自由をなくすようにトレーニング・教育を行うこと。
■ リーダー・イン・ミーによる教育支援
2016年度に一般社団法人 The Global LeadershipImpact Fund Japanとメインスポンサー契約を締結。「リーダー・イン・ミー」はフランクリン・コヴィー社の「7つの習慣®」をベースにつくられた学校全体で取り組むプログラムで、継続的にリーダーシップを学ぶことができます。2017年度は公立小学校9校、計4,072名の児童へプログラム*を実施しました。
(2017年度寄付金額2,069万9,469円)
【累計寄付金額(2016年~2017年)3,594万4,014円】
* 1校ごとに3年間のプログラムを支援。
■ 霧多布湿原ナショナルトラストへの支援
2017年9月、認定NPO法人 霧多布湿原ナショナルトラストへ、湿原の保全活動や環境教育活動のための寄付を行いました。支援を開始した2000年からの寄付金は、霧多布湿原の買い取り保全地850ヘクタールのうち約4割の土地購入に使用。そのほか、地域の子どもたちへの環境教育や自然体験学習などに役立てられています。
(2017年度寄付金額120万円)
【累計寄付金額(2000年~2017年)5,060万円】
■ マラウイ共和国へ農業教育支援
2007年に開始したSAFI*では、何世代にもわたって家族が自立できるように、農業の生産性を高めるための知識や技術を指導。2017年度は1,512世帯、累計4,461世帯に広がりました。現地の環境に合わせたこのプロジェクトにより、販売用の作物も収穫できるようになった農家が増え、多くの家族の自立を支援しました。
(2017年度寄付金額2,909万7,414円)
* スクール オブ アグリカルチャー フォー ファミリー インディペンデンスの略(家族の自立を支援する農業学校)。ここでは近隣の村から約35の家族が選ばれ、学校に通い、農業経営、灌漑、栄養、畜産、および漁業についてさまざまな農業分野について学びます。