<Press Release>

2022年3月17日

 

ニュースキンジャパン株式会社
「ニュースキンジャパン フォース フォー グッド基金」
2021年度 活動報告

ニュースキンジャパン フォース フォー グッド基金

ニュースキンジャパン株式会社は、「ニュースキンジャパン フォース フォー グッド基金」(以下FFG基金)の2021年度における活動状況を報告いたします。 FFG基金は、未来を担う子どもたちを支援するためにスタートし、会員と社員による寄付が継続的に行われています。また、会社は全製品の売上利益の1%をFFG基金に寄付する「One for Smiles」という取り組みも継続的に行っています。
2021年度(1月~12月)にFFG基金へ寄せられた寄付金は9,016万2,179円となり、基金設立からの累計寄付金額は11億円を超えました。

 

ニュースキンジャパン フォース フォー グッド基金グラフ

 

2021年は、「フォース フォー グッド活動」をとおして、東日本大震災 被災地や児童養護施設、マラウイ共和国などの子どもたちへ、食糧・教育支援等を継続しました。さらに、「サステナビリティ(継続可能な環境)への取り組み」として、霧多布湿原の保全活動や空き容器を回収する活動などを行いました。ニュースキンジャパンは、今後も子どもたちや地球の未来のためにさまざまな活動を実施していきます。

 

 

【フォース フォー グッド活動】

子どもたちの笑顔のために、「Force for Good~人々がより豊かになるための力となる」という理念を形にする活動を行っています。子どもたちがのびのび過ごせるよう、「食」と「教育」につながる支援を続けています。

 

 

東日本大震災 被災地への継続支援

2011年に発生した東日本大震災の被災地へ義援金や救援物資を直接届けると共に、子どもたちへ奨学金を寄付するなど、被災地で必要とされるさまざまなニーズに沿った支援を継続的に行っています。

【累計寄付金額(2011年~2021年) 3億2,579万7,075円】

 

① キッツ フォー キッズ

 

被災地の子どもたちに文房具セットをつくって届けるための活動。新型コロナウイルス感染症の影響を考慮して6月21日、22日に分散させて実施。社員ボランティア33名が、オリジナルのコットン製エコバッグに、学びが楽しくなる6種類の文房具とオリジナルのタンブラーを詰めました。完成した1,700個の文房具セットは、東北6県(青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県)の児童養護施設34施設の子どもたちに贈りました。

(2021年度寄付金額 444万3,351円)

 

キッツ フォー キッズ

② クリスマス ギフト プラン

 

被災地の子どもたちにお菓子をラッピングして届けるための活動。新型コロナウイルス感染症の影響を考慮して12月6日、7日に分散させて実施。プロダクト アンバサダーであるプロサッカー選手の小野 伸二さんとプロフィギュアスケーターの浅田 舞さん、プロゴルファーの永井 花奈さんが参加し、33名の社員ボランティアと一緒に1,500個のギフトをつくりました。完成したギフトは、東北6県(青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県)の児童養護施設34施設の子どもたちに贈りました。

(2021年度寄付金額 187万5,016円)

クリスマス ギフト プラン

 

③ 被災した子どもたちへの奨学金

 

津波のため亡くなった会員の子ども3人へ、義務教育終了までの寄付(1人当たり1ヵ月3万円)を2011年末から継続して実施しています(1名は2018年に義務教育終了)。

(2021年度寄付金額 72万円)

 

 

セカンドハーベスト・ジャパンを通じた食糧支援 等

「支援を必要としている子どもたちに直接届けたい」という願いから、2006年より日本初・最大のフードバンク、セカンドハーベスト・ジャパン(以下2HJ)を継続的にサポートしています。さまざまな理由で破棄される食品を引き取り、児童養護・母子支援施設、ひとり親世帯等に2HJを通じて提供し、支援を必要としている子どもたちへ食糧や学びの場を提供しています。

【累計寄付金額(2006年~2021年12月末) 4億2,780万円】

 

 

栄養を届ける支援

① 子どもたちへ食糧支援

 

児童養護施設や母子家庭で暮らす7,000人の子どもたちへ食糧を届けるため、毎月150万円の寄付とボランティア活動に参加しています。

(2021年度寄付金額 1,800万円)

 

② フード フォー キッズ

 

貧困率が高く、食の支援の必要性・緊急性を要しているひとり親世帯へ、ニーズの高い米・調味料などを箱詰めして提供しています。以前は400世帯へ3ヵ月に1回の支援を行ってきましたが、新型コロナウイルス感染症拡大により経済的に大きな影響を受けるひとり親世帯が多いことから、支援拡充のため、6月より300世帯へ2ヵ月に1回の支援に切り替え、年間で1,731箱の食品パッケージを届けました。

(2021年度寄付金額 730万円)

フード フォー キッズ

③ フードドライブ

 

全エクスペリエンス センターと本社オフィスにて6月1日~30日、11月25日~12月25日の期間、食の支援を必要とする人たちへ食料品を寄付する「フードドライブ」を2回実施しました。「もったいない」を集めて「ありがとう」に変えるこの活動に、会員・社員から合計4,273個(1回目:2,186個、2回目:2,087個)の善意が集まり、2HJを通じて、「フード フォー キッズ」の利用者をはじめ、食べ物を必要としている人々に届けました。


フードドライブ2
フードドライブ1

 

食事と学びを届ける支援

Kids Café(キッズカフェ)

 

2017年に2HJが運営する子ども食堂「Kids Café」の創設を支援し、同年より運営をサポートしています。2020年2月中旬以降は新型コロナウイルス感染症の影響により活動を休止していますが、今後は状況に応じて、行政と相談しながら活動を再開する予定です。
通常は、年間を通じて毎週木・金・土の3日間運営しています。食事の提供と共に、学習支援や季節に合わせた体験・交流プログラムなどを実施することで、子どもたちの成長を応援するコミュニティスペースとしての役割をもつ場所となっています。

(2021年度寄付金額 300万円)

Kids Café(キッズカフェ)

 

リーダー・イン・ミーを通じた教育支援

一般社団法人The Global Leadership Impact Fund Japanが取り組む学校変革プログラム「リーダー・イン・ミー」の導入支援を2016年度より継続。すべての子どもはリーダーになれるという方針のもと、『7つの習慣®』のフレームワークに基づき、自分で考え主体的に行動するリーダーシップを学校全体で育成するものです。2021年度は東日本大震災の被災地である宮城県の公立小学校4校への導入支援を開始し、計17校5,671名の子どもたちへプログラム*を実施しました。
※2016年度からの導入支援累計は25校、10,184名となりました。

(2021年度寄付金額 1,800万円)
【累計寄付金額(2016年~2021年) 1億694万4,014円】

* 1校ごとに3年間のプログラムを支援。

リーダー・イン・ミーを通じた教育支援

 

マラウイ共和国へ農業教育支援

2007年に開始したSAFI*では、何世代にもわたって家族が自立できるように、農業の生産性を高めるための知識や技術を指導。このSAFIのノウハウを活用し、多くの村に効率的に広めるプロジェクトを行っています。2021年度は1,008世帯が技術を学び、累計9,865世帯に広がりました。家族が経済的に豊かになることでマラウイの子どもたちが食事をすることができ、学校に通える環境をつくることを目指した長期的な取り組みによって、多くの家族の自立を支援しました。

(2021年度寄付金額 569万500円)

* スクール オブ アグリカルチャー フォー ファミリー インディペンデンスの略(家族の自立を支援する農業学校)。ここでは近隣の村から約35の家族が選ばれ、学校に通い、農業経営、灌漑、栄養、畜産、および漁業など、さまざまな農業分野について学びます。

 

マラウイ共和国へ農業教育支援

 

mudefを通じて「アイノカタチ基金」を支援
(冬季イルミネーションで病気と闘う子どもを支援)

子どもたちや未来の地球のために活動を行う一般財団法人mudef(ミューデフ)を通じて国立成育医療研究センターの「アイノカタチ基金(成育基金)」への支援を行いました。新型コロナウイルス感染症の影響により、面会や病棟内でのイベントなどが制限される子どもたちの精神的な不安を軽減できるよう、院内にいながら楽しめるイルミネーションを11月~2022年1月まで実施しました。

(2021年度寄付金額 300万円)

mudefを通じて「アイノカタチ基金」を支援 (冬季イルミネーションで病気と闘う子どもを支援)

 

 

【サステナビリティ(持続可能な環境)への取り組み】

大切な地球のために、「Planet(地球)」「Product(製品)」「People(人々)」の観点からサステナビリティの向上を目指し、新たに掲げる「Force for Green~みどりの地球が未来へつながる力となる」のもと活動しています。

 

 

Force for Greenリサイクル プログラムを通じた環境支援

資源循環の仕組みづくりに取り組むテラサイクルジャパン合同会社と協力し、ニュースキン製品の使用済み空き容器を回収するプログラムを始動。本社では6月1日より、全エクスペリエンス センターでは7月1日より開始しました。7月~12月には累計で約4,824.93キロ、120,290個の容器回収ができました。

(2021年度活動費用 1,593万5,071円)

Force for Greenリサイクル プログラムを通じた環境支援

 

霧多布湿原ナショナルトラストを通じた保全活動支援

認定NPO法人 霧多布湿原ナショナルトラストへ、霧多布湿原の保全活動や環境教育活動への支援として300万円を寄付しました。湿原保全活動を普及する拠点である「やちぼうずカフェ(インフォメーションカフェ)」の改修作業・維持管理に使われると共に、森林整備、放牧地のある原風景の保全のための整備など、さまざまな活動に役立てられています。

(2021年度寄付金額 300万円)

【累計寄付金額(2000年~2021年) 5,360万円】

霧多布湿原ナショナルトラストを通じた保全活動支援