<NEWS Release>

2017年9月22日

 

ニュースキンジャパン株式会社
「霧多布湿原」保全活動を実施
霧多布湿原ナショナルトラストへ120万円を寄付

 

ニュースキンジャパン株式会社 「霧多布湿原」保全活動を実施 霧多布湿原ナショナルトラストへ120万円を寄付

 

 

ニュースキンジャパン株式会社は、Force for Good(フォース  フォー  グッド)活動の一環として、霧多布湿原を訪問し、湿原保全のためのボランティア活動を実施しました。また、認定NPO法人 霧多布湿原ナショナルトラストへ、民有地の買取費用と保全活動への支援として120万円を寄付しました。

 

霧多布湿原ナショナルトラストは、1986年より、自然と共生する暮らしや町づくりを目指し、湿原がもつ豊かさや価値を多くの人々に伝え、「身近な自然を未来の子どもたちへ引き継ぐこと」をミッションとして活動を行っています。

ニュースキンジャパンは、湿原の素晴らしい自然を保護する必要性と活動主旨に賛同し、2000年から支援を続けています。今回の寄付により、累計寄付金額は5,060万円となりました。霧多布湿原の買い取り保全地850ヘクタールのうち約4割の土地購入に使われると共に、湿原の保全活動や地域の子どもたちへの環境教育、自然体験学習などに役立てられています。

 

9月15日、16日には会員と社員40名が霧多布湿原を訪問し、霧多布湿原センター裏山のトドマツの枝落としやゴミ拾いなどのボランティア活動を行いました。霧多布湿原ナショナルトラストの三膳時子理事長からは、「ニュースキンの皆様の賛同が大きな力となって、私有地の約9割を買い取ることができ、湿原を再生・保全することができています。17年前からの変わらぬサポートに感謝申し上げます」と言葉をいただき、また浜中町の松本町長は、「私をはじめ町民は、霧多布湿原ナショナルトラストからこの湿原の価値を教えてもらいました。そんな彼らの活動を、寄付金やボランティア活動などさまざまな形で支援してくださるニュースキンに、心からお礼を申し上げます」と話されました。

 

ニュースキンジャパンは、これからも子どもたちの明るい未来を創るためのプロジェクトを通して、支援団体と協力しながら継続的な支援活動を実施してまいります。

 

ニュースキンが「人々がより豊かになるための力となる」という企業理念に基づいて行っている社会貢献活動です。世界中の会員および社員からの寄付は、世界50の国や地域で、環境保護、難病根絶のための研究など、特に子どもたちにとってより良い世界を創造するためのさまざまな活動に役立てられています。

 

寄付金贈呈、
ボランティア活動などの様子

寄付金贈呈、ボランティア活動などの様子

会員代表と海岸でゴミ拾い

 

霧多布湿原ナショナルトラスト 三膳 理事長(中央)、浜中町 松本 町長(右)と小林社長

霧多布湿原ナショナルトラスト 三膳 理事長(中央)、浜中町 松本 町長(右)と小林社長

霧多布湿原センター裏山のトドマツの枝落とし

霧多布湿原センター裏山のトドマツの枝落とし

<霧多布湿原ナショナルトラスト>

 

霧多布湿原は北海道厚岸郡浜中町の辺りに位置する渋谷区が2つ入る広さの湿原です。高山植物や特別天然記念物のタンチョウ、エゾシカをはじめとする野生の生き物たちが、人の生活のすぐそばで生息しています。湿原の3分の1である1,200ヘクタールが民有地で、自然豊かな環境が開発の危険性にさらされていることから、民有地を買って保全し、未来の子どもたちへ残すナショナルトラスト活動を実施しています。1,200ヘクタールのうち、買い取り保全地、借地、浜中町との湿原景観保全協定地を含めると929ヘクタールの湿原を保全することができています(2016年10月31日現在)。

近年は、森や水源部の保全や産業で使われていた土地を湿原に戻していく湿原再生事業にも取り組んでいます。

http://www.kiritappu.or.jp/

2016 霧多布湿原保全状況